坂本達/やった。―4年3ヶ月の有給休暇で「自転車世界一周」をした男

[tmkm-amazon]4344407725[/tmkm-amazon] ここ1週間、実験の関係で相模原の宇宙科学研究所へ毎日通っている。 電車移動の時間が行き帰りで4時間もあるので、文庫や雑誌をよく読んでいる。 自転車で世界一周した人の旅行記。ミキハウスの社員だったけど、社長の粋な計らい(と、スポンサー会社のサポート)で、「有給休暇」で4年半かけて世界を回った。最初はありがちな貧乏旅行の話かなと思ったら大違い。旅行の中で出会ったいろいろな国の人とのやりとりや、その感動がいきいきと、しかもコンパクトにまとめて描かれていて、ひじょうに読みやすく、興味深い内容だった。 旅行に行って、そこに住む人となんらかの交流をしたことがある人なら誰でも共感できる文が随所に見られた。たとえば 「僕はそれから振り返ることができずに、目の前の坂をふらつきながら登り続けた。もうみんなと二度と会えないかもしれないのが信じられなかった。」 など。町田→千駄木の2時間の車内で4年半分をあっという間に読み進めた。ひじょうに良い本だった。

岡崎大五/添乗員撃沈記

[tmkm-amazon]4043654057[/tmkm-amazon] 池袋で100円ボーリング。15ゲーム投げたけど、今日は調子がいまいち。ハイスコア154点(14G目)。 帰りに駅ビルの本屋へ。デザインの雑誌なんかがカッコよく並べられているのをみると、そういうのがカッコいいと自分も思っていた駒場時代が懐かしくなる(いまでも思うけど)。最近あんまりイラストレータで遊べてないのが残念。 このシリーズではあたらしい方で2004年に出版されたもの。内容もアテネ五輪前のギリシアなどが盛り込まれている。 ツアーに参加するお客のわがままっぷりには読んでいてもゲンナリするくらいだから、実際の添乗員の気苦労はどれほどか。人のフリ見てわがフリ直せの良い例か。

佐々淳行/美人女優と前科七犯―佐々警部補パトロール日記〈2〉

[tmkm-amazon]4167560038[/tmkm-amazon] 北京からの帰りの飛行機の中、見たい映画もなかったので、本を読む。 佐々淳行の目黒署シリーズ第二弾。夜中に研究室から帰るとき、たまに警察に呼び止められて悪態をつくことがあったが、向こうも大変なんだから改めよう、と思わせられる。50年前の東京の様子も興味深い。

松久淳, 田中渉/天国の本屋 恋火

[tmkm-amazon]4094080260[/tmkm-amazon] 新潟での研究室合宿から帰るとき、高速バス乗り場の横にあったBookOffで手にとった本。 CDのジャケ買いならぬ、表紙買いをよくするけど、この文庫版も表紙のデザインと紙の質感がよかったので購入。 ストーリーに関係ない描写が出てこず、話の長さも程よく、スッキリまとまっていて○。