Month: September 2012

Springer Thesis

幸いなことに、学位論文がSpringerからSpringer Thesisとして出版されました。 Suzaku Studies of White Dwarf Stars and the Galactic X-ray Background Emission Series: Springer Theses Yuasa, Takayuki 2013, 2013, XII, 188 p. 81 illus., 32 in…

Ruby on RailsでRPSのプロトタイピングをしたときのメモ

RPSという、プロポーザル投稿システムの改修に関連して、Ruby on Railsを使ってプロトタイピングをしてみたときの作業ログ。自分用です。 install sudo gem update –system sudo gem i rails –pre sudo gem i webrick sudo gem i sqlite3 rails new opss –database sqlite3 cd opss…

Xilinx FPGA用のIPコアをNGCファイルとして(ブラックボックスとして)配布できるようにする

XilinxのISEでは、NGCという形式のIPコアを取り込むことができます。IPコアをNGCファイルとして配布すると、C言語やC++言語の.o、Javaの.jarのような感覚でライブラリとして配布できます。ソースコードは配布できないが、IPコアの機能はみなさんのコードに取り込んで使ってもらいたい場合には、自分で記述したVHDL/VerilogをNGCにコンパイルして渡すとよいでしょう。 で、このNGCファイルですが、検索しても作成方法が全然出てこなくて困っていたら、Eli Billauerさんが自身のページで説明してくれていました (thank you for very nice summary of the NGC create procedure!!) NGCファイルの作成方法(IPコアのブラックボックスライブラリ化) 日本語で手順をまとめると、 ISEで新規プロジェクト作成。たとえばSDRAMコントローラをライブラリとして配布したいなら、SDRAMController等のプロジェクト名とする。 Hierarchyサブウインドウで右クリック→Add Fileを選んで、NGCにしたいVHDLファイルをプロジェクトに追加。 ProcessサブウインドウでSynthesisを右クリック→Properties→Xilinx Specific Optionsを開く。 Add I/O Buffersのチェックを外す。 Number of Clock…

CANGAROO実験のまとめ

参加したかた、すでに資料を見ている方には既報ですが、 東京大学宇宙線研究所の第二回CRCタウンミーティング(2012年2月、於東京工業大)で、TeVガンマ線望遠鏡CANGAROO実験についての、経緯のまとめ講演が行なわれ、スライドがweb上で閲覧可能になっています。少なくとも高エネルギー宇宙物理学(X線、硬X線、GeVガンマ線、TeVガンマ線等)の領域の学生さんは必読です。 世界に先駆けて南天のTeV天体の観測を開始し、その後の流れを作ったという、正しく評価されるべき点とともに、測定手法・解析手法における系統誤差見積もりやチーム内の検証体制が不十分だったことに起因する誤った結果報告、結果が間違っているとわかった後の対応等、反省すべき点が、かなりの程度客観的に解釈・説明されていて、日本国内向けにはある程度総括として受け入れられる資料になっていると感じます。一方で、世界的には、プレゼンテーションスライドという軽いタッチではなく、第三者による検証も含めた正式な報告文書としてまとめ、宇宙線研究所として責任明確にした形で公開する等の、さらなる対応が必要ではないかと思います。

Solarisでrootのログインシェルを誤って設定してしまったときの復旧

あろうことか、Solarisを触らないといけない状態になってしまったうえに、デフォルトログインシェルがあまりに使いづらいので/etc/passwdをいじってbashに変更したら、ログインできなくなってしまったのでメモ。 状況 /etc/passwdをエディタで直接書き換えて、rootのエントリで、ログインシェルとして/sbin/bashを指定。 これが原因で、次回以降のログイン時にパスワード入力後も「不正なログインシェルです」と表示されるだけでログインできなくなってしまった。 root以外のユーザがないマシンだったので、他のアカウントでログインすることもできず、困った。 解決方法 Sunのキーボードを使っていれば、左端の島に「Stop」キーがあるので、それとAキーを同時押し。 通称”OKシェル”モードに入るので、boot -sしてシングルモードで再起動。 しばらく待っているとコマンドラインのログイン画面になるので、rootのパスワードを入力。 shでログインできるので、適宜bash等作業しやすいシェルを起動(自分の環境では、「bash」だけでbashが起動できた)。 nanoエディタを入れてあれば、nano /etc/passwdとしてrootのエントリを元に戻す。nanoが入っていない場合は、vi /etc/passwdとして編集(viという、残念なエディタの使い方はこちら)。 (おまけ)nanoのインストール ちなみに、Solaris用のnanoは、こちらからダウンロードできます。依存しているncurses, file, libiconv, libintl, gcc-3.4.6も一緒にダウンロードして、zipをほどいて、 pkgadd -d xxx-local を順番に実行していくとインストールできます。/usr/local/binに入るので、.bashrc等で export PATH=/usr/local/bin:$PATH しておくとよいです。viで作業するのに比べると、はるかに心理的な負担が軽減されます。