今後、HongoScriptsの使い方もこのページとHongoWikiで紹介していきます。(せっかく作っているので、皆さんにつかってもらって生産効率を高めたり、HongoScriptsそのものもimproveしていきたいと思います)
HongoScripts内のhsXspecGetParameterFromLogFileコマンドを使うと、Xspecでerrorコマンドを用いてエラーを計算した画面をlogコマンドで保存したテキストファイルから、フィット結果の中心値やエラー範囲を抜き出して表示することができます。これをつかうと、フィット結果をTeXの表にする、とんでもなく面倒な作業をほぼスクリプト化できます。
以下、簡単に使い方を説明します。
実行方法
hsXspecGetParameterFromLogFile (Xspecのログファイル) (コンポーネント番号) (パラメタ名) (表示形式; errp/errm/value_errp_errm/value/errP/errM/value_errM_errPのどれか) (小数点の表記スタイル;optional)
具体的には406039010.logというログがあるときに
hsXspecGetParameterFromLogFile 406039010.log 4 kT value_errM_errP "%.2f"
とすると、
3.25(3.13-3.39)
みたいに結果が返ってきます。
ログファイルの生成方法
このプログラムを使用するときは、ログファイルは、Xspec内で以下のようにして生成しておいてください。
XSPEC12> log filename.log (filename.logというテキストファイルでlog noneまでの表示画面が保存される) XSPEC12> show all XSPEC12> (エラーを後で取得したいパラメタ分だけ、errorコマンドを実行) XSPEC12> error 3 XSPEC12> error 8 XSPEC12> log none
HongoScriptsについて
HongoScriptsについては、github上のHongoScriptsのページを参照してください。
Macユーザ向けのインストール方法を簡単に書いておくと、以下のようになります。
Linuxの場合はgithubのページからzipもしくはgitでダウンロードして、cmakeでインストールしてください。
1. Homebrewをインストールする(すでにインストール済みの場合はスキップ)。
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go/install)"
2. HongoScriptsをインストール。
brew tap yuasatakayuki/hxisgd brew install hongoscripts
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