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ボストンでのある夜に読み終えました。最近の広告の「写真はイメージです」とか「個人の感想です」みたいな、誰もそれを必要としていないのに、なぜか右習えで登場してしまう無意味なメッセージに辟易している人はぜひ読むべき。イギリスのラジオを聞いていると、「ナントカバーガーでは、ナントカセットを特別割引セール中!」みたいなCMの最後に、めちゃくちゃな早口で「このCMで宣伝されたセールを適用するには条件があります」みたいな、お決まり文句が流れます。イギリスの場合は法律で決めらているのかわかりませんが、別に日本だけじゃないんですよね。アメリカでは、消費者保護とフェアな競争の促進のために2010年に法律ができて、「個人の感想です」を付けても何の免責にもならないそうです。(ただ、著者が在籍していたサイバーエージェントも、別に広告の仕方が全部フェアだったかというと、とてもそんな気がしないので、言っている(た)事とやっている(た)ことがどうだったか、という指摘はあるかもしれませんが、一般論として読む分には、視点を得るという意味で参考になります)

ソーシャルメディアと広告の関係について論じている部分は、2014年の現在でもほとんど違和感無く、解説や主張を読み進められます(この本が書かれたのは2010年)。著者の須田さんはFacebookに移って、マーケティングをしているようですね。