Month: April 2014

cfitsioで16-bit unsigned integerを扱う例

cfitsioを用いたFITSファイルを生成するプログラムを書いているときに混乱したので、メモしておきます。 cfitsioはextensionとしてunsigned型の整数を読み書きする機能を提供しています。詳細はオフィシャルのユーザマニュアルの 4.4 Support for Unsigned Integers and Signed Bytes で説明されています。 要点は、カラム型としてUがuint16_tに、Vがuint32_tに対応しており、fits_write_col()するときに、TUSHORTやTUINTで値を渡すせばOKです。ヘッダーの絡む定義部に自動的に適切なTZERO/TSCALが記入され、unsigned型で読み書きができるようになります。 例題の一部を抜き出すと、 カラム定義 カラムへの書き込み 例題の全ソースコードはmain.ccからダウンロードしてください。 コンパイルは、以下のようにしてください。 実行するとsample.fitsが生成され、fv等で開くと、以下のように値が詰まっているはずです。 ヘッダ部は以下のように、TZEROとTSCALが設定されます。

Cinema Display 24インチとMac Book Pro Late 2011での画面の点滅(チラつき)

長年使用しているCinema Display 24インチですが、2〜3年前から使用中に画面が暗転し、1秒くらいで復帰するという点滅現象が起きていました。頻度は日によって違っていて、調子のいい日は一日中作業していてもほとんど起きないのですが、調子が悪いと1分に1回くらい発生して、目が痛くなります。 新しい職場に異動して、仕事環境の構築をしているときにもこの点滅現象が頻発したので、さすがに疲れて別の(LGの)ディスプレイに一時的に避難したのですが、やっぱりCinema Displayの使い勝手に戻りたくなってしまいます。なんとかならないかと思ってGoogleで「Cinema Display 24 ちらつき」等で検索していたら、2012年に公開されたアップルのサポートページ「LED Cinema Display (24-inch, Late 2008):Thunderbolt ポートへの接続中に断続的にちらつく」を発見!手元のMac Book ProはLate 2011で、Thunderbolt搭載機なので説明されている事象にあてはまります。 「インストールの手順」の項に従ってアップデータをインストールしました。今更感があるかもしれませんが、チラつきで困っている方は試してみる価値はあると思います。 Download: 24 インチ LED Cinema Display アップデートをダウンロード Cinema DisplayをMac Bookに直結した状態にします。他のディスプレイはつながない。…

欧州の地球観測衛星Sentinel-1Aのファーストイメージ

2014年4月3日に打ち上げられた欧州宇宙機関ESAの地球観測衛星シリーズ「Copernicus (コペルニクス)」の初号機であるSentinel-1Aのファーストイメージが公開されています。まだ打ち上がって1ヶ月もたっていないですが、初期のチェックアウトの中で取得されたレーダー画像が、未校正画像としてサンプルてきに公開されています。情報公開のタイミングが早いと、一般の市民にも、プロジェクトマネージメントがしっかりできているんだなといういい印象を与えられそうです。 Sentinel-1 first images – Copernicus – ESA Copernicusで打ち上げられるSentinel衛星の構成は以下のようになっています。 参照: Space component Overview – Copernicus Sentinel-1 will provide all-weather, day and night radar imagery for land and…

かっこいいバッグの中身 – Mijlo Essentials

ブックマーク。スタイリッシュな人たちのバッグの中身。自分のバッグも、これくらいに物を減らして、すっきりさせたいな、と思いながらもう30年。 Mijlo Essentials http://www.mijlo.com/essentials/

BetterTouchToolでMail.appのメッセージの移動を楽にする

ウインドウの移動・リサイズで有名なBetterTouchToolのショートカットキー割当機能を使うと、Mail.appでメールを仕分ける作業が超高速(主観的)にできるようになります。 具体的には、以下の手順で、メールボックスごとに好きなショートカットを割り当てて行きます。割当後は、Mail.appを再起動しなくても反映されるので、すぐに動作を試す事が出来ます。 BetterTouchToolをインストールし、管理画面を開く サイドバーでショートカットキー割当の対象アプリケーションとしてMail.appを追加 右のリストの下にある「Add New Shortcut」ボタンをクリック 「Keyboard Shortcut」欄に設定したいショートカットキーを入力(たとえば、”SpaceWire”というメールボックスなら、他のショートカット重複しないように、Shift+Command+Wとか、覚えやすいように&好きなように決めましょう) ショートカットキーのアクションとして「Trriger Predefined Action」→「Trrigger Menubar Item」を選択 実行するメニュー項目として「Message;Move to;(メールボックス名)」を入力(OSXを英語モードで使っている場合。日本語モードの場合は、「メッセージ;移動;(メールボックス名)」を設定 必要な分だけ3〜6を繰り返し 登録手順のスクリーンショットは以下の通り。 ぼくは以下のように設定しています。 ※当たり前ですが、基本、メールの仕分けはRuleで自動化してあります。が、「ルールに引っかからないけど、○○のメールボックスに移動したい」という場合はよく発生します(MLではなく個人宛に送信されたメール等)。マウスでメールボックスにドラッグアンドドロップするとか、コンテキストメニューから移動先を選択するという方法がありますが、いちいちマウスに触らないといけなくて面倒です。 ※メールボックスの仕分けは非効率だからやめた方がよいという研究もあるようですね。ぼくが受信するメールの量(1日100通くらい)と、それぞれのメールへの関与度にもとづく主観では、その主張は相容れません。この辺りは人によって好みが別れるので、仕分けしたい人だけすればいいのかな。 他の参考ページ: 超便利!「BetterTouchTool」を使いたおすための7つの設定。[Mac]  

物理学会・天文学会の年会 2014秋

自分用のスケジュールのまとめです。 物理学会 2014年秋季年次大会 (素粒子宇宙) 開催期間: 2014年9月18日(木)~21日(日) 会場: 佐賀大学 本状キャンパス(アクセス情報) ウェブサイト: http://www.jps.or.jp/activities/meetings/ 講演申し込み期間: 2014年5月2日(金)~5月25日(日)17時まで 概要原稿(PDF)提出締切: 2014年7月11日(金)17時必着 天文学会 2014年秋期年会 開催期間: 2014年9月11日(木)~13日(土) 会場: 山形大学 (アクセス情報) ウェブサイト: http://www.asj.or.jp/nenkai/ 講演申込期間(メール): 2014年6月10日(火) 正午~6月17日(火) 正午 高エネルギー宇宙物理関係の国際会議の開催案内は、NASA/GSFC HEASARCのAnnouncements of Upcoming Meetingsから参照できます。Thank you…

Googleの検索結果からYahoo!知恵袋、教えて!Goo、OKWaveを除去する

仕事で必要な情報をGoogleで調べるときに、しばしばYahoo!知恵袋、教えて!Goo、OKWaveなどのノイズが検索結果の上位を占めてしまうことがあります。Diairetis.jpさんがSafariで使えるExtension “Safari Blocklist“を作って公開してくれています。ぜひダウンロードしてインストールしましょう。簡単に設定できて日々の検索結果がクリーンになり、作業効率もグンとあがります。 Safari Blocklist 使い方は、Kousuke Tanakaさんの「Safari Blocklistで検索結果から特定ドメインを除外」のページで詳しく紹介されているので参照してください。Kousukeさんの導入の文章が、シンプルながら完璧にポイントを突いていたので、以下に引用させていただきます。 Googleで検索していると、情報として無意味なページが上位にランクされていることがある。 (中略) 利用するものとしてはコンテンツとして意味をなしていないページは表示したくないし、踏んでしまったときの残念感は異常なものがある。そこでこれらのページを検索結果に表示しないように設定したい。 ちなみに、ぼくは、以下のサイトをブロックしています。(具体的なブラックリストのサンプルがあまり見つからなかったので載せておきます。ご参考まで) chiebukuro.yahoo.co.jp oshiete.goo.ne.jp okwave.jp 2ch.net komachi.yomiuri.co.jp twitter.com jiten.biglobe.ne.jp soudan.biglobe.ne.jp rocketnews24.com atwiki.jp msn.com favotter.net nicovideo.jp

MAXIの1週間ビンのライトカーブ

理研やJAXA、多くの大学が共同で開発・運用している国際宇宙ステーションの全天X線監視装置MAXIのデータ(スペクトルやライトカーブ)は理研のオフィシャルページからオンデマンドで取得できます。 いままで知らなかったので宣伝のために書いておくのですが、オンデマンドで取得する以外に、すでに自動解析のリストに入っている天体であれば、1週間ビンのライトカーブもすぐに閲覧できるようになっています。トップページのサイドバーの「Weekly light curves」をクリックすると、天体リストが表示され、天体を選ぶとライトカーブが表示されます。 MAXI weekly light curves – http://www.maxi.jaxa.jp/obs/agn_etc/ すでにMAXIの運用も4年以上継続されていて、それなりに長いベースラインで、さまざまな天体の時間変動をみることができます。たとえば、ぼくが「すざく」衛星の公募観測(AO-8, AO-9)で長時間観測の時間をもらったものだと、次の二つが出ています。これらは、磁場をもった白色矮星に伴星からのガスが流れ込んで、白色矮星表面近くで加熱されたガスから出ているX線をとらえた物です。ブラックホールバイナリや中性子星を含む連星系と比べると、比較的時間変動が小さく、常に一定の明るさで輝くのが特徴です。 GK Per http://www.maxi.jaxa.jp/obs/agn_etc/data/J0331+439/index.html 2010年中頃にX線で明るくなったときの様子もしっかりとらえられています。 2014年度中に140ksの観測が予定されています。 V1223 Sgr http://www.maxi.jaxa.jp/obs/agn_etc/data/J1855-311/index.html コンスタントに見えていますね。こちらも2014年中に合計180ksの観測が予定されています(その一部は4月上旬に完了しました)。