理研やJAXA、多くの大学が共同で開発・運用している国際宇宙ステーションの全天X線監視装置MAXIのデータ(スペクトルやライトカーブ)は理研のオフィシャルページからオンデマンドで取得できます。

http://maxi.riken.jp/top/

いままで知らなかったので宣伝のために書いておくのですが、オンデマンドで取得する以外に、すでに自動解析のリストに入っている天体であれば、1週間ビンのライトカーブもすぐに閲覧できるようになっています。トップページのサイドバーの「Weekly light curves」をクリックすると、天体リストが表示され、天体を選ぶとライトカーブが表示されます。

MAXI Weekly lightcurve

MAXI weekly light curves – http://www.maxi.jaxa.jp/obs/agn_etc/

http://www.maxi.jaxa.jp/obs/agn_etc/

すでにMAXIの運用も4年以上継続されていて、それなりに長いベースラインで、さまざまな天体の時間変動をみることができます。たとえば、ぼくが「すざく」衛星の公募観測(AO-8, AO-9)で長時間観測の時間をもらったものだと、次の二つが出ています。これらは、磁場をもった白色矮星に伴星からのガスが流れ込んで、白色矮星表面近くで加熱されたガスから出ているX線をとらえた物です。ブラックホールバイナリや中性子星を含む連星系と比べると、比較的時間変動が小さく、常に一定の明るさで輝くのが特徴です。

GK Per

http://www.maxi.jaxa.jp/obs/agn_etc/data/J0331+439/index.html

2010年中頃にX線で明るくなったときの様子もしっかりとらえられています。

2014年度中に140ksの観測が予定されています。

MAXI_GKPer_J0331+439_weekbin_ge4days

V1223 Sgr

http://www.maxi.jaxa.jp/obs/agn_etc/data/J1855-311/index.html

コンスタントに見えていますね。こちらも2014年中に合計180ksの観測が予定されています(その一部は4月上旬に完了しました)。