BricsCADのMac版のベータリリース

2014/05/19付けで、BricsCADのMac版のベータテストのお知らせがでていました。Macユーザで、高機能で使いやすく、しかもリーズナブルなCADを探している人はぜひお試しください(ぼくはWindows版を持っていて、2年くらい前からMac版の開発がアナウンスされていただので、心待ちにしていました)。 さっそく申し込んだので、approveされればベータ版を使うことができそうです。 BricsCAD Mac Beta BricsCADの紹介は以下の日本語版サイトが参考になります。

zshで前方単語の削除のキーバインドを変更する

zshのEmacsモードだと、後方単語の削除はCtrl-W、前方単語の削除はEsc+Dにわりあたっているようです。が、Emacsユーザでない人(すくなくともぼく)にはEscキーはタイプしづらいので、キーバインドを変更しました。 ~/.zshrcをnano等のエディタで開いて、 を追加すると、たとえばCtrl+Hで前方単語の削除ができます。 みたいになっているときにCtrl-Hを入力すると、 というように、カーソルより前の単語が削除されます。

RubyROOTをHomebrewでインストールする

RubyからCern/ROOTが使える、めちゃくちゃ便利なRubyROOTというツールがあります。JAXAのHirokazu Odakaさんが開発・メンテしてくれています。 マニュアルビルドするには、swigやcmakeを用意する必要があるのですが、簡単にインストールできるようにHomebrewのFormulaを作って、tapに入れました。Macの人はHomebrewをインストールしてから、以下のようにしてtapを取得して、インストールすると使えるようになります。 もしROOTが入っていない場合は、 してください。   天文データを扱う人は、RubyFitsもぜひどうぞ。 でインストールできます。高エネルギー宇宙物理の人は、RubyROOTとRubyFITSを同時に使うと、C++を書かずに論文を書くのに必要なデータ解析ができるようになりますよ。 RubyROOTのサンプルコードはgithubのexamplesフォルダを見るか、HongoWikiの「RubyからROOTを使う」のページも参考にしてください。 たとえば、以下のようにヒストグラムを作成できます(write_hist.rb)。

森藤 大地, あんちべ/エンジニアのための データ可視化[実践]入門 〜 D3.jsによるWebの可視化

[tmkm-amazon]9784774163260[/tmkm-amazon] 天体のX線データの解析でRubyを多様していますが、pythonのmatplotlibのようなうらやましいプロッティングライブラリがないので、Javascript経由でd3.jsでも使ってみようかと思って、勉強のために買いました。期待はずれです。 冒頭でvisualizationの歴史と図の作り方に関するお説教が100ページくらいにわたって語られたあと、d3.jsが想定するデータハンドリングやプロッティングの概念の説明が不十分なまま、唐突にサンプルコードが示されて、後半20%くらいはAPIリファレンスで終了します(Amazonの「なか見!検索」を参照)。サンプルは「紙面を節約するため」という(可視化の歴史とAPIリファレンスにだらだらページをつかったあとではそれほど重要ではない)理由により、CoffeeScriptというJavascriptの方言で記述されていますが、これがまた読みづらい。JavascriptもRubyのそれも、とてもきれいとは言いませんが、CoffeeScriptの関数定義の汚さは異常。 サンプルについても、オンラインですでに公開されているものと大差なく、つまるところ、古本は3000円も出して買う価値はありません。Beautiful Visualizationも期待はずれでしたが、データ可視化は、ホットなフィールドなのに良書が少ないような気がします。 [tmkm-amazon]9781449379865[/tmkm-amazon] さすがにもうQDPとかdis45とか言っている時代じゃないし、d3.jsはprotovisのlessonsにもとづいて検討されたいいツールだと思うので、なんとか使いこなせるように勉強します。

【読んだ本】長沼 毅/世界をやりなおしても生命は生まれるか?

[tmkm-amazon]9784255005942[/tmkm-amazon] 本屋で見つけて、タイトルに惹かれたので、珍しく文庫や新書でない本を買ってみました。が、結論からいうと、この本も「なぜ○○は■■なのか」系と同様に、タイトルとは関係のない話がだらだら書かれた、中身の薄い本でした。広島大学の先生なのに、タイトルだましのような手法でこのクオリティの本を売るのは品がなく、残念です。 内容は、著者が高校生向けに行ったインタラクティブセッションのまとめ。著者がお気に入りの(著者の本にくりかえし登場する)チューブワームという生物の話や、(いろんな本にすでに書かれている)宇宙のエントロピー増大の話が中心で、「 世界をやりなおしても生命は生まれるか?」というタイトルの周辺的な側面をなぞっているだけです。「そもそも生命とは何か」という、定義論に焼き直して論点をすり替えているところも印象が悪いです。Amazonのレビューでも 氏の過去の著作の焼直しです。真新しさが無くてがっかりです。 と書いている人がいますが、ぼくも同じように感じました。自分が研究してきたことを大きな問題とからめて話しているだけで、タイトルに書かれた問題に直接答えようという姿勢が見えません。タイトルのような問題が好きで、普段から妄想を繰り広げているような人は、この内容では満足できないと思うので買わない方がよいと思います。 この本そのものとは関係ありませんが「 世界をやりなおしても生命は生まれるか?」という問題に関連する話題。昔、伊集院光さんの深夜ラジオで『理論上、地球人全員が両手に2リットルのアミノサプリを持って2日間振りつづけるとそのうち1本に生命が誕生する計算になる。』というネタはがきがあって、大笑いしたのを覚えています。生命のスープが何か、最初の生命をつくるのに必要だった刺激が何かがわかれば、このネタもまったくのでたらめということにはならないのかもしれません。(検索してみると、何事も記録を取ってくれているありがたい人がいるもので、2003年10月27日放送の「ウソチクの泉」というコーナーのはがきだったようです http://numbers2007.blog123.fc2.com/blog-entry-364.html )

KickSatのアップデート(カード型子衛星Spriteの放出)

cloud fundingのKickstarterで資金を集めて開発された小型衛星KickSat (Wikipedia)の最新情報がアップデートされています。 KickSatの概観図(プロジェクトページの画像をimg src) Spriteの外観図(プロジェクトページの画像をimg src) 4月のDragonの打ち上げの際に同時に打ち上げられ、打上16日後にカード型(切手型?)の小衛星Sprite 104個の放出が予定されていました。以下のpostで振れられていますが、watchdog timerを管理していたCPUに宇宙放射線の影響が生じハードリセットがかかったため放出カウントダウンタイマー(deployment…

VMWare FusionでBootCampディスクからWindowsを直接起動

VMWareのオフィシャルサイトでも説明されているように、VMWare Fusionでは たとえば、VMWare Fusion 5では、以下の手順でBootCampでインストールしたWindowsを起動できます。超簡単。これで、以下のようなワークフローが実現できるので、起動ディスク切替や本体の再起動の手間が省けるうえ、Windows環境がBootCampディスクに集約できるので管理の手間も軽減されます(仮想マシンディスクにした場合の「ドラッグアンドドロップでバックアップ可能」というメリットはなくなってしまいますが)。 普段はMac環境で作業 どうしてもWindowsが必要な軽い作業(VPN内でのIE専用の(!)社内システムの利用等)ではVMWareでBootCamp内のWindowsを起動 FPGA開発などの「どうしてもWindowsが必要」かつ「CPUパワーをnativeに使い切りたい」状況でのみ、BootCampでWindowsをnativeに起動 Launching your…

Youtubeを連続再生(広告無し、自分用プレイリスト) – MuzicGenie

最近、Youtubeを連続再生できて、広告も無く、自分用のプレイリストを簡単につくれる、MuzicGenieというサービスをよく利用しています(Registrationしなくても利用できますが、登録すると作成したプレイリストを保存できます)。中国語の歌もいろいろ登録して、語学の勉強に活用します。 使い方は簡単で、Search Music Videosの欄にアーティスト名や曲名を入れると、YoutubeにアップロードされたMV等を検索してリストアップしてくれます。 MuzicGenie Youtubeではまだ無理ですが、最近話題のハイレゾ対応ヘッドフォンとプレーヤを試してみたいと思っています。使っている人の意見をきくと、「いままでと全然違う」そうなので。本当だったらすばらしいんですが、なにぶんまだまだ高価。 [tmkm-amazon]B00FJISYG0[/tmkm-amazon]

妹尾河童/河童が覗いたヨーロッパ

[tmkm-amazon]4101311013[/tmkm-amazon] 筆者が1970年にヨーロッパを旅行して回った際のホテル滞在記。手書きで細かく描き込まれた室内の俯瞰図、観光名所のスケッチがみごたえがある。文章にはホテルの従業員との会話が多く登場していて、インターネットや携帯電話もなかった1970年代の雰囲気が感じられます(なんというか、いまよりちょっと穏やかというか、ゆっくりというか)。 201403頃読了 (実は、読み終わってから最終ページに書き込んである日付をみると、2006年12月にも一度読み終えていたようです。もしかすると2回目なんじゃないかと思いつつ、全部読み終えてしまったようです) Googleイメージ検索でも、この本の中の絵はいろいろ出てきますが、ぜひ本物をみてみてください。描かれている対象は全然違いますが、細かいところの描き込まれ方は最近だと、佐藤明日香さんのボールペン画も通じる物があるように感じます。 SatowAsuka.com