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先日、平和台駅の出口横にある「あゆみBooks」で見つけて、気になっていたので金曜の夜に購入。NHKのNewsWebでコメンテーターとして出演していたときの、何と言うか斜に構えた感じが好きじゃなかったのですが、本書の目次に並ぶ項目は、大企業や官庁、メディアの「何か違うよな感」をうまくピックアップしていたので、食わず嫌いせずに読んでみました。自分が普段感じていて、うまく言葉に出来ないことや、信じたいことというのが文章になっていると読みやすく(単に自分の思い込みを増強するだけですが)、次の日の朝には読み終わりました。ファンの人には今更なのかもしれませんが、現代の「若者」風の文体が特徴でしょうか。

本書の中で、ある種の仮想敵と位置づけられる(そしてぼくもJAXAでの3年間でそう感じるようになった)「おじさん」についての定義や問題点が文章で整理されているのがよかったです。問題点の提示に加えて、著者自身はどう問題解決したらよいと思うのかが具体的に示されるとよかったと思います(アクターが多様になった現代、政治にそれほど影響力は無い。対抗的な変革ではなく、身の回りでできることから変えていく方法もあります、から、もう一歩進めるとどういうことなのでしょうか)。

ゆるやかな変革を志す「若者」は、インターネット上には沢山存在していて、ムーブメントがどう変遷していくのか、楽しみです。

関係ないけど、古市さんのTwitterを見たら、ぼくの地元の石川県は和倉温泉を訪れていたようです。21世紀から完全にズレてしまっている温泉地をどう感じたかはとくにコメントされていませんが。

20140628読了