Month: January 2015Page 1 of 2

【読んだ本】高城 剛/人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか スペイン サン・セバスチャンの奇跡

[tmkm-amazon]9784396112844[/tmkm-amazon] スペインの観光産業の要点と、近代スペイン料理の流れが勉強になりました。すっきりまとまっていて1時間くらいで読み切れました。スペインはまだ行ったことがないのですが、訪れる機会があったらサンセバスチャンで食事してみたいですね。 スペインが観光立国(年間受入数6000万人、日本人は毎年35万人程度)になった道筋。 1970年代のフランスのnouvelle cuisineに影響を受けて発展したサンセバスチャンの料理の特徴の解説。 フレンチや和食では師弟関係のもとに目で見て盗む、すたいるで継承されている調理法・レシピを互いに教え合う・オープン化するというアプローチ、新しい料理法(分子料理; Molecular Gastronomy)や海外のうまいもの(日本のコンブ菓子も)を積極的に取り込む柔軟性、でも地元の土地や食材へのこだわりを忘れない姿勢。 せっかくの観光資源をもちながら誰に何を遡及しているのか分からないゆるキャラを乱発する日本の地方自治体、訪日客の階級の別を意識した受け入れ態勢の不備、観光庁 の的を射ない観光客誘致戦略への言及。 金沢(クラフト&フォークアート部門)・名古屋(デザイン部門)とともにCreative Cities Networkに選ばれているビルバオ(デザイン部門) (ガストロノミー部門には鶴岡市が入っています。うーむ、なぜ。) 関係ないですが、北陸新幹線の開業に向けていろいろなメディアで紹介されている神サイト「美しい金沢・加賀・能登・石川県の観光情報マガジン Beauty Hokuriku」で紹介されている旅行のモデルコースや料理をみてもらうと(そして実際現地に行って体感してもらうと)分かると思いますが、金沢はCreative Cities Networkのガストロノミー部門にも余裕で入れるポテンシャルがあると思います。最近何度か金沢に行っているのですが、新幹線開通でアクセス性が向上することで、金沢・能登の良い点が多くの人に「再発見」されることを期待。 金沢グルメ19選 – Beauty Hokuriku 金沢・能登を2泊3日で知り尽くす食べ尽くす石川県の北陸新幹線仕様の完全観光マニュアル!本当の石川県民がおすすめする金沢・能登の旅! – Beauty Hokuriku 20150131…

【小型衛星】「ほどよし1号機」のきれいな画像ギャラリー

超小型衛星ベンチャーであるAxelspace社のウェブサイトで、2014年11月に経済産業省のASNAROと相乗りで打ち上げられた60kgの小型衛星「ほどよし1号機」が撮影したきれいな地表の写真が特設ページで公開されています。 →Hodoyoshi-1 Image Gallery (Engilish) →ほどよし1号機撮影画像ギャラリー (Japanese) 2015年1月25日現在、以下の地域の写真が公開されています。 クレタ島の海岸線(ギリシャ) サウジアラビアの都市ダンマームの港湾エリア ホーチミンシティ(ベトナム) 成田空港(ウェブインタフェースの制限(?)で、MacBookProの画面で見ると上部のラベルと空港部分が重なって、やや見づらいのがちょっと残念) オーストラリアの森林地帯 ニュージーランドのオークランド 東京 (東京大学の本郷キャンパスも見えます!) きれいな写真は小型衛星でもかなりのパフォーマンスを出せることを視覚的にアピールする良い素材なので、今後もどんどん拡充されるとよいですね。衛星本体と運用チームのみなさんのご健闘をお祈りします。 海外では、米国PlanetLabsも同様に自社の超小型衛星(3U Cubesat)で撮影した地表の画像をギャラリーで公開しています。 →Our Planet – PlanetLabs 変わった地形や、ダム等の大きな建造物の画像が公開されることが多いですが、最近では日本の鹿島工業地帯の画像も出ていました。 →Kashima Industrial Zone – Ibaraki Prefecture,…

【読んだ本】蔵前仁一/バルカンの花、コーカサスの虹

[tmkm-amazon]9784947702722[/tmkm-amazon] ユーゴスラビア、アゼルバイジャンとアルメニア、グルジアとロシア、トルコとアルメニアなど、紛争の跡が残る地域の旅行記。歴史の復習にはよい。単なる移動の記録が多く、あまり言葉も通じない地域で、蔵前さんの他の本と比べるとやや面白みにかけます。 20150124 読了

【読んだ本】高城 剛/オーガニック革命

[tmkm-amazon]9784087205268[/tmkm-amazon] 著者が実践したり、新たなムーブメントになっている「オーガニック」な生きかたを、2008年の金融危機前後のロンドン体験を絡めて書いた本。ぼくも普段の生活の中で「20世紀的だなぁ」と感じるいくつかのことをしないように気をつけてきているので、 明日何が起きるかわからない世の中で、国家にかわって自分を守ってくれるのはいったい誰か?答えは言わずもがな、自分自身でしかない。 そのためには、いますぐ20世紀に身に付けたあらゆる余剰を捨て、実際の自分の生活にリサイズする方がいいのは言うまでもない。我々は一刻も早く、自分自身の流動性を高め、すべてをフローにするべきなのだ。 には同感。でも日本の中でだけ生活していても、実感をともなってこの文章を理解することは難しいかもしれません。仕事や勉強、遊びのいろいろな機会に日本を離れて異なる文化や環境を体験しないと。 青山や表参道にオーガニックカフェやレストラン、オーガニック食品を扱ったスーパーなどが大量に集まっていることが、先端的な人たちの指向をよく表しています。明日は表参道のDaylesfordに行ってみようと思います。 青山・表参道・原宿のオーガニックカフェおすすめ5選 20150124 読了

【世界のWiFi事情】羽田空港国際線ターミナル(手順が煩雑)

最近の海外渡航では、よく羽田便を利用します。都心からのアクセスが楽なような気がしていますが、いつも荷物が多いぼくは品川駅のJRと京急の乗り換え階段にいつも苦労させられます。 それで、世界の他の空港と同様、羽田空港でも無料のWiFiが使えます。が、接続完了するまでのステップが他国の空港と比べて異常に長いです。空港WiFiに慣れている人でも、いま接続できるまでのどのステップにいるのかや、「次へ」ボタンがどこにあるのかわからなくなるくらい。 以下、接続までの手順です。 1. 「HANEDA-FREE-WIFI」というアクセススポットに接続。     2. ブラウザを開いてyahoo.co.jp等にアクセスすると登録画面にリダイレクトされるので、「利用登録」をクリック。MacやiPadだと自動的に登録画面が表示されると思います。移行のステップでは基本的に「画面を下までスクロール」→「オレンジ色のボタンをクリック」で次に進めます。 3. 源氏物語のように長い利用規約を一番下まで読んでくださいと言っています。下までスクロールして「同意する」をクリック。この文章を考えた人も、この画面を作った開発担当の人も、ユーザーである旅客も、誰もが不要と思っているのに表示され続けるこの画面の意味とはいかに。   長いです。   4. 名前とメールアドレスの登録を求められます。本当に必要な情報とは思えませんが、入力してオレンジ色の「登録」をクリック。         5. 今度はセキュリティレベルについての警告という物騒な画面がでてきます。利用者の99%は意味が分からないと思われるのに「警告」してくれるこのページも、下までスクロールしてオレンジ色のボタンをクリック。   6. 今度は利用できる場所について同意を求められます。同意してください。同意しないと何が起こるのでしょうか。この画面を用意することを要求仕様書に書いた/書かせた人のセンスはどうなっているのでしょうか。生命の起源と同じくらい謎ですが、同意しないと先に進めません。   7. 以下の画面が表示されたらいよいよインターネットへの接続が完了です。空の旅への出発まで、有意義な時間をお過ごしください。…

【解決】Mac OS X MavericksでEclipse Indigoが起動しない

人工衛星の試験で使うコマンドシーケンスを作成するために、久々に手元のMacBook (Mavericks)でEclipse Indigoを使うことになりました。が、起動しようとすると Alert : Failed to create the Java Virtual Machine というダイアログが表示されて終了してしまいます。 JVMがどうかなったのかと思ってOracleのダウンロードページからJava 8をダウンロードしてインストールしたのですが、状況は変わりません。 困ったなと思って調べてみたら、Stackoverflowに”Eclipse Indigo for OS X Mavericks launched with Java SE 7“というエントリがありました。以下のようなコマンドで、JVMのHomeフォルダに/Library/Java/Home/bundleへのリンクを貼ると直るようです。 今回ダウンロードしたJava 8では、以下のようなコマンドになりました。…

【読んだ本】新書/ズッコケ山岳救助隊 (ズッコケ3人組 再読 シリーズ21)

[tmkm-amazon]4591041204[/tmkm-amazon] 町内会の行事で登山に出かけた3人組が、突然の濃い霧にまかれて遭難した先に展開される冒険ストーリー。全く独立に、でも同じ山で発生した誘拐事件の現場に辿りつき、捕らえられている少女を救出する場面、土石流で壊れた橋を渡るシーンではハラハラさせられます。その土石流に巻き込まれて埋まってしまった車の運転手を助けるときに、小学生とは思えないしっかりした様子のハチベエが描かれます。村中李衣さんのあとがきもよくて、 反省は手短に、それも生命の存続と食べることに関わるときだけ。あとは自分たちの論理にひきよせて事件を胸にとどめていく、というやりかたも、教訓の中で生きてしまわない、彼ら特有の生きるしなやかさだと思います。 というのは、ズッコケシリーズ全体を表現するよいまとめだと感じます。 20150117 読了 いまマイブームのズッコケ中年シリーズ 大人になったズッコケ読者の心をわしづかみしてくれます。必読。 40歳 [tmkm-amazon]9784591090879[/tmkm-amazon] 41歳 [tmkm-amazon]9784591095300[/tmkm-amazon] 42歳 [tmkm-amazon]9784591100264[/tmkm-amazon] 43歳 [tmkm-amazon]9784591106952[/tmkm-amazon] 44歳 [tmkm-amazon]9784591114476[/tmkm-amazon] 45歳 [tmkm-amazon]9784591122181[/tmkm-amazon] 46歳 [tmkm-amazon]9784591126943[/tmkm-amazon] 47歳 [tmkm-amazon]9784591131855[/tmkm-amazon] 48歳 [tmkm-amazon]9784591137031[/tmkm-amazon] 49歳 (2014年12月発売の最新刊)…

【読んだ本】斉藤 洋/ルドルフとイッパイアッテナ

[tmkm-amazon]9784061335059[/tmkm-amazon] あらすじ リエちゃんの家の飼い猫だったルドルフは、魚屋のおやじに追いかけられて飛び乗った幌付きトラックで、目が覚めたときには東京に来ていました。見知らぬ街で知り合った猫(イッパイアッテナ)に助けられつつ、野良猫としての生き方を教わります。いつか自分の街に帰ることを夢見つつ、人間の文字の勉強に励んでいたルドルフでしたが、ひょんなことから、元住んでいた町の名前がわかります。その街に帰る方法が見つかって、いよいよ出発だとなったときに、一大事件が起こってしまうのですが、そのときルドルフがとった行動は。 児童文学の再読がブームになりつつあります。といっても、「ルドルフとイッパイアッテナ」については、子どもの頃に本で読んだのかどうか、もはや記憶が定かではありません(NHK教育のアニメ版を観ただけだったかもしれない?)。なので、やっぱり読み始めると新鮮で、どんどん引き込まれます。児童文学の名作は、心躍る冒険が描かれているだけでなく、上手に大人の世界をかいま見せてくれており、大人になってから読んでみるとはしばしに作者の細かな配慮が読み取れます。 ルドルフとイッパイアッテナと熊先生が一緒に小学校の職員室で、テレビを見ていたとき、たまたま住んでいた町の名前がわかるシーンがあるのですが、街の名前が分かった瞬間のルドルフの喜びと、学級文庫の地図を開いて一緒にその場所を確認するときの興奮が手に取るように伝わってきます。最高にドキドキしました。 出てくる猫はどいつも性格はさまざまな人間味ならぬ「猫味」をもちつつも、大事なところでは義理堅くて、作者の猫観に猫好きの人はみな共感できるはず。野良猫たちと関わる人間の登場人物もやさしい人が多く、なごみます(とくに、給食のおばちゃんと熊先生)。NHKアニメ版は柔らかいタッチで、イッパイアッテナもちょっとかわいい感じがしますが、本書の挿絵では結構厳つく、どっちかというと怖いふうに描かれています。 この本もシリーズものなので、続編も読んでみます。 20150107 読了 NHKで放送されたアニメ版: [tmkm-amazon]B00005FUGE[/tmkm-amazon]  

【読んだ本】宮田珠己/日本全国もっと津々うりゃうりゃ

[tmkm-amazon]9784331517536[/tmkm-amazon] 日本国内の、主にへんなもの、つまらないもの、ガッカリする物をわざわざみに行く話。あまり期待せずに手に取ったのですが、残念ながらつまらない本でした(この本は読んで何かを得たと感じさせないことを狙っているので、この感想は賛辞なのかもしれませんが)。宮田珠己さん(Twitter)の本は何冊も読んでいますが、海外旅行もののほうが、まだ読み応えがあります。うーむ。 それでもまだなんとか読んで参考になった・行ってみたいと思ったストーリーをメモ。 天理の巨大ふしぎビル?(51ページ〜) 天理市にある天理教関連の施設の見学記。天理市については全然知らなかったのですが、建物のデザイン・設計・思想が独特のようで、行ってみたくなりました。ネット上にも様々な訪問記録が投稿されているように、「日本じゃないみたい」というのが大概の感想のようです。 ここは本当に日本!?国内唯一の宗教都市「天理市」 – iPhone持って珍スポット でかいヤドカリがいる海は、シュノーケリングに向いている!(110ページ〜) 今年はシュノーケリング2回以上目標。 疲れた日は工場とジオラマを見に(176ページ〜) 京浜工業地帯の夜景も、もはやベタになりつつありますが、まだ見たこと無いので見に行ってみようかな。 20150106 お正月の七尾への帰省の飛行機と、帰りの電車の中で読了 以前読んだ作品 [tmkm-amazon]B00DRDH9SS[/tmkm-amazon] [tmkm-amazon]9784344413801[/tmkm-amazon] →「晴れた日は巨大仏を見に」の読書記録 日本中に建立されてしまった、巨大な大仏を見に行って、その雰囲気を感じようというのが趣旨。会津慈母大観音(福島)の回で、同行の編集者が語った「人間の歴史も、案外、割り切れないものの方が多数派だったのかもしれませんよ。たまたま説明のつきやすいものばっかりが残っているだけで」という一言は、そうかもと思わせる部分でした。 [tmkm-amazon]9784087466829[/tmkm-amazon] [tmkm-amazon]9784480427090[/tmkm-amazon] →「旅の理不尽」の読書記録 旅行エッセイ。書きぶりや、文章中に登場するギャグは、まさしく最近休刊してしまった雑誌「旅行人」が、同人誌的に、読者がコミットする形で盛り上がっていた頃の雰囲気を感じるには良いかもしれない。

Ruby Fog::AWS::SimpleDBのサンプル

いまさらですがRubyのクラウドAPIであるFog経由でAmazonのSimpleDBを利用する練習として作ったスクリプトをgistにアップロードしておきました。ぼくは自分の写真のデータをバックアップしているAmazon Glacierとの連携や簡単なウェブサービスでの利用を想定していますが、他の誰かの何かの参考になれば。 → Ruby Fog::AWS::SimpleDB Example – gist fogはgemで簡単にインストールできます。 20150107時点のコードを以下にも再掲しておきます。(gist上では更新されているかもしれません) YOUR_ACCESS_KEY_IDとYOUR_SECRET_ACCESS_KEYは、実際に使用するアカウントのものに変更してください。利用したいregionがTokyoでない場合は:regionも変更してください。AmazonのRegions and Endpointsのページで各regionの名称が整理されているので必要な場合は参照してください。 Region Name Region US East (N. Virginia) us-east-1 US West (Oregon) us-west-2 US West (N. California)…