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沢尻エリカとの結婚関連の話題でマスコミに頻繁に登場することになったとき、「先見の明がある」「ハイパーメディアクリエーター」と言われていた理由の一部がわかった気がしました。本書に限りませんが、高城さんが取り上げているテーマは、大手のマスコミや一般の人がその言葉を口にするようになるよりも数年前に著書に登場していることが多いようです。本書は地球温暖化に一部触れていますが、日本にとって大きなリスクである地震と原子力発電の関係についても、2007年の本書で指摘しています。

今回の本で登場するキーワード/テーマの抜粋。他の本でも登場するトピックの再利用も見受けられますが、まぁそれは最近何冊かの本を読んだ古市憲寿さんをはじめ、多くの新書作家に共通する常套手段。

– 水資源の確保
– 都市生活と自然に触れる生活の高頻度の行き来
– マグロ問題
– 日本の観光資源を外資が抑えに来ている件
– 日本のエコキャンペーンが的外れになりがちなこと
– イビザ
– アル ゴア
バーニングマン (Skyboxのブログ記事にある宇宙から写真)
– 食料自給率

常々21世紀的な生き方を考えている身として気になったパラグラフの抜粋

昔のスローな世界に後退するのではなくて、新しいテクノロジーとライフスタイルで、日本人として前進するのだ。それもどの国よりも極めてハイスピードで。

(自分の持ち物の90%を処分するという「決断」を実行するにあたり)
周りからはモチロン「もったいない」という声があったが、僕は「もったいない」の半歩先を行きたかったのである。

これからの人生で本当の必要な物やことを、見直す最高の機会を得たと僕はいま考えている。その考え方は、人によってまったく違うことだろう。しかし、どうせなら「えーっ!」と、周りに驚かれるくらい変えたほうがよい。思考も嗜好も指向も至高も。まず、減らしたりやめることを考えること。

僕はネクストレベルへと、自分と自分の生活を高めたいと思っている。それは20世紀的なものとの決別でしかない。その明解な解答は、まだ僕にもない。しかし、様々な試みを繰り返すことによって、また世界的な平和をただ願うだけでなく、世界の潮流を自分の足で歩き、肌で感じ、実際に見ることによって、日々確実な手応えを感じている。

この本の「あとがき」を一読すると、高城さんの来歴と考え方の源流がどこになるかが分かります(他の著作より詳しく書かれているように思います)。「沢尻エリカの旦那」というイメージしか無い人は、違う側面を知ることが出来て、楽しめると思います。

20150201 オリエンタルラジオのライブ(natalieの記事)で渋谷への行き帰りで読了