【読んだ本】ヤマザキマリ/望遠ニッポン見聞録

[tmkm-amazon]9784344021501[/tmkm-amazon] テルマエ・ロマエの作者、ヤマザキマリさんのエッセイ。テルマエ・ロマエから、しかも映画版からしか著者のことを知らなかったので、てっきりテルマエ・ロマエにでてくる主人公のように、田舎から東京に出てきた漫画家さんなのだろうと思っていたのですが、実際は超国際的なインテリ(褒め言葉)。このエッセイでは高校生で日本を出て、その後も長いこと海外で暮らしている著者が思う、日本や日本人の特徴的なところをピックアップして、テーマごとに短くまとめたエッセイ集。ありがちな「日本のここが変だ」とか「だから日本はダメ」みたいな論調にならずに、基本的にポジティブな差異を取り上げてくれているので、読んでいて気持ちがよかったです。とくによかったのは「ぽっとんの闇が生んだ、世界最高峰トイレ文化」の項。ぼくも外国に行くたびに日本(日本人もしくはTOTOの)のトイレに対する愛を感じてきてはいましたが、この数十年でとくに日本でトイレ技術の研究開発が進んだのか、「和式便所トラウマ」から文化的な背景を考察しているのが興味深いです。 漫画版のテルマエ・ロマエも読んでみたいと思います。 20151102ごろ 読了

ハコスコ タタミ1眼(T1)を体験

2015年11月17-18日に渋谷で開催されたTech Crunch Tokyo 2015に参加してきました。直接会うことはできなかったのですが、クラウドファンディングを一緒にやらせてもらったacademistや、11月14日のサイエンスアゴラのオープンサイエンスセッションで同席した湯村さんも参加されていた模様。全体としてはあまり刺激的な講演がなくて、表面的な話が多かったなという印象。初めて参加したのですが、結局、イベントビジネス的な側面が大きいと感じました。来年も1万円払って行くかどうかは微妙。 サムライインキュベート榊原さん @samurai_ken に朝一番でブースに来て頂きました‼︎ いつも榊原さんのフロンティアスピリットを見させて頂いていたので嬉しいです!引き続き頑張ります。 pic.twitter.com/RDwNPc7dd7 —…

Space Tide 2015のビデオが公開されています

2015年10月26日に、Tokyo Design Weekの中で開催された、民間主導の宇宙開発についてのカンファレンス「Space Tide」のNVSさん配信のビデオがYoutubeで視聴できるようになっています。ぼくも参加したかったのですが、別の出張予定がはいっていてかなわなかったので、翌日見ました。NVSさんに感謝。 Google Lunar X Prizeの参加チームによるパネルディスカッション(民間主導で月面に探査機を送るプロジェクト)や、ロケット開発の話題もあります。日本のベンチャー企業によるロケット開発は、SpaceXとかOrbitalATKと比べると見劣りしてしまいますが、人工衛星(Axelspace)や探査機(HAKUTO; エヴァンゲリオンの槍に巻き込まれてネガティブなイメージを負ってしまったのは昔からのHAKUTOファンとしてはとてもがっかりでしたが、それでもミッションがエキサイティングなことには変わりありません)の開発ではフロンティアを開拓している状況。今後の展開も注目しています。

雷雲ガンマ線検出器の温度プロット – AT&T M2X

今シーズンの観測に向けて鋭意開発中の雷雲ガンマ線検出器(関連: カミナリ雲からの謎のガンマ線ビームを追え!on アカデミッククラウドファンディング「アカデミスト」)ですが、観測サイトへの展開を来週にひかえて、現在は研究室で長時間の試験運転中です。ガンマ線の計数データや温度などのHousekeeping(HK)データは、通信回線経由で解析サーバに伝送しているので、ほぼリアルタイムで検出器の動作状況がモニタできます。(検出器の内部では、Raspberry Pi 2上でデータ取得ソフトウエアとHK取得ソフトウエアが動作していて、とくにHK取得ソフトウエアは、SPI通信でHK収集用のADCから温度計などのアナログ値を読みだしています) いままでは、解析サーバ上で自分でデータをプロットして、そのプロットをwebサーバにrsyncすることで、状況をモニタしていたのですが、最近のIoTプラットフォームを活用すると、HKのモニタはもっと簡単になりそうです。当初、Xivelyを利用しようと思っていたのですが、無料アカウントの発行が遅れがちになっているという情報があったので、代替候補として上がっているAT&TのM2Xを利用してみました。 使い方はいたって簡単で、以下の手順にしたがってデータをcurlでPOSTするだけで、クラウド上にデータが保存され、ウェブブラウザで閲覧可能なプロットが作成されます。 ユーザ登録 デバイス登録(今の場合、1台の雷雲ガンマ線検出器を1個のvirtual deviceとして登録) ストリーム登録(デバイスから出てくるデータ、たとえば「ADCボード上の温度」などを登録)…