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先日の「Raspberry Piで128×64のOLEDに日本語を表示(美咲フォント)」に続き、今年の冬の雷雲ガンマ線観測で使用するGPSモジュールの動作試験をしてみました。このモジュールは、Aliexpress (Alibaba)のお店で$5.58(購入時のレートで約600円)で売られている「NEO-6M GPS」というもの。レシーバはubloxのNEO-6M-0-001(データシートPDF)を搭載。まだ試していませんが、RTC用の電池も載っているように見えます。が無料配送のオプションを選択すると、「China Post Ordinary Small Packet Plus」という配送サービスで中国からシンガポールまで約1週間で配送されてきます。

【参考】雷雲プロジェクト – Thundercloud Project

本番の環境では、製作中のFPGA/ADCボード上のFPGAにGPSの1PPS信号とシリアル出力(NMEA出力)を接続して、FPGA/ADCで検出したガンマ線1個1個に精密な時刻付けをするために使用します。が、まだFPGA/ADCボードが手元にないので、今回はUSB-シリアル変換モジュールを使ってMacから簡単な動作試験。

NEO-6M GPS

秋月のFT232RLを使ったUSB-Serial変換モジュール(AE-UM232R)のRx/Txに、このモジュールのTx/Rxを接続して、3.3Vを供給します。接続のときは、

  • GPSモジュールのTx → FT232RLのRx
  • FT232RLのTx → GPSモジュールのRx

となることに注意(当たり前といえば当たり前ですが)。

screenコマンドで9600bpsでFT232RLに接続して、窓際において5分くらい待つと、

> screen tty.usbserial-AE017G61 9600
$GPVTG,,T,,M,0.022,N,0.040,K,A*27
$GPGGA,070745.00,0117.94313,N,10350.23282,E,1,06,4.08,51.7,M,6.1,M,,*56
$GPGSA,A,3,11,19,30,01,17,23,,,,,,,4.70,4.08,2.33*02
$GPGSV,3,1,11,01,38,032,36,03,31,115,15,06,28,216,,09,26,185,*7D
$GPGSV,3,2,11,11,23,027,36,17,29,298,24,19,18,269,32,22,21,088,07*78
$GPGSV,3,3,11,23,14,157,22,28,17,341,16,30,61,322,23*45
$GPGLL,0117.94313,N,10350.23282,E,070745.00,A,A*6D
$GPRMC,070746.00,A,0117.94297,N,10350.23290,E,0.276,,190616,,,A*73

(Ctrl-A、k、yを順番に入力するとscreenが終了)

のように、メッセージが表示されるようになりました。

NMEA形式のメッセージを解釈してくれるウェブサービス
(http://freenmea.net/decoder )で変換してみたところ、以下のようにちゃんと現在の位置と時刻が表示されました。
LEDの点滅状況から推察しただけですが、1PPSもちゃんとでているようです(FPGAボードが届いたら要試験)。