Category: mbed

NucleoとmbedのWeb IDEと加速度計で傾きアラームをつくる

メイカーの趣味を実生活に役立てるため、傾きに応じてブザーがなる装置をつくることになりました。以下が、ブレッドボードでプロトタイピングしたものの動作イメージ。 使用した部品 以下の部品を使用します。マイコン制御が必要なときにいつも使っているNucleo + mbedの組み合わせです。 Nucleo-L432KC (ブレッドボードにさせるCortex-M4マイコンモジュール) 加速度計 LIS3DH(秋月電子のDIPモジュールAE-LIS3DH) この加速度計をI2Cで読み出すためのライブラリはすでにを使うと一瞬です。 3軸の加速度情報がfloat[3]で取得できます。 裏面のサーフェスジャンパを3個ともはんだ付けして、I2Cで読み出せる設定にします。このモジュールのI2Cのアドレスは0x30になります(あとでライブラリのコンストラクタに渡すときに使います)。 ブザー (発振回路内蔵で電圧をかけるだけで音がでるもの; 秋月で100円のPB03SD12を使用) NucleoのGPIOピンの出力を直接接続。 配線 ブレッドボードにならべて、以下のようにピンを接続します。 プログラム開発の手順 mbedのウェブ上のIDEで、Nucleo-L432KCをプラットフォームとして追加し、新規プロジェクトを作成。テンプレートは”Display a message on PC using UART”等でOKです。 メニューバーのImportボタン→ 検索フィールドからLIS3DHを検索。Kenji…

128×64ピクセルのOLEDをmbed (Nucleo)から制御

2016年06月19日 追記: Raspberry Pi 3で同じディスプレイを駆動した時のレポートはこちら→「Raspberry Piで128×64ピクセルのOLEDに日本語を表示(美咲フォント)」 理研は退職したのですが、週末研究者として京都大学の榎戸さんなどと進めている「雷雲ガンマ線観測実験 (Thundercloud Project)」に引き続き参加しています。メーリングリスト上で議論したり、Skype会議などをしながら、2016年度の観測に向けて小型・分散配置型のガンマ線検出器(下図)のアップグレードをすすめています。 その一環で、検出器やその中に組み込まれたRaspberry PiやFPGAの動作状況をひと目で確認できるようにしたい、という要求がありました。検出器を設置するのは、観測実験に協力してもらっている高校や大学の建物の屋上で、設置・撤収作業のときには雪が降っていることもあるので、Raspberry Piにディスプレイやキーボードを接続して動作確認したり、観測プログラムを開始・停止することはできません。10台や20台の分散配置を実現するには、装置を室内で組み上げて(できれば研究所で組み上げて、観測サイトにはそのまま梱包して発送して)、屋上に運んで電源を接続したらほとんど自動的に動作するようにする必要があります。 ということで、検出器の状態確認をしやすくするために、エレクトロニクスに有機ELディスプレイ (OLED; organic light-emitting diode)をつけてみることにします。いまや世界最大のショッピングサイトAlibabaで調べると、128×64ピクセルの1インチの小型ディスプレイが300円くらいで売っています。激安。 0.96 inch 4pin White OLED Module SSD1306 Drive IC 128*64 I2C 今回はChina…

mbedを使った水やり装置 (ベランダ菜園用)

今年の春〜夏の初めにかけて、氷川台の農協でガザニア×2鉢を購入したり、6月ごろにゴーヤーカーテンを導入したり、モスバーガーのおまけでもらったペチュニアの種を植えたら花を咲かせたりした結果、ベランダ菜園のプランタが一気に増加して、朝夕の水やりが結構大変になってきました。夏休みにはしばらく家を開ける時期もあって、その間の水やりが心配です。 ということで、昨年度の雷雲ガンマ線観測実験でも使ったmbedマイコン STM32 Nucleoを使って、タイマー式の水やり機を作りました。水を汲み出すポンプはamazonで売っていた以下のもの(20150715現在売り切れ中のようですが、、、)。 ポンプ [tmkm-amazon]B00MCIPBO8[/tmkm-amazon] Nucleoでタイマー制御して、決められた時間になったらリレーを制御してポンプに12Vを供給し、貯水槽(無印良品のベランダ収納ケース「ポリプロピレン頑丈収納ボックス 大」)から水を汲み出して、ホースの先のプランタに水を送ります。リレーは2接点のものを2個。電池ボックスからの電源やNucleoとリレー基板の間のケーブルが見苦しいですが、自宅用なので今回は我慢しましょう。NucleoにはDF RobotのLCD Keypad Shieldを接続して、次のポンプONまでの残り時間のカウントダウンや、ポンプON回数などを表示しています(写真をとるためにバックライトをオンしていますが、待機時はデフォルトでOFF。キー操作でON/OFFできます) LCD Keypad for Arduino [tmkm-amazon]B00ACCN148[/tmkm-amazon] 実際に運用してみて都合がよければ、回路図・ソースコードをアップロードします。

【mbed】STM32 Nucleoが(ようやく)Yosemite対応!

STMicroelectronicsのARM系マイコン「STM32」を搭載したmbed対応のボード「Nucleo」シリーズが便利です。arduino互換IOと追加のIOポートがついた20〜80MHzのARMコアが搭載されたボードが1枚1500円くらいという手頃な値段で販売されています。 ARMが構築しているmbed環境は、無料のオンラインの開発環境でコーディング・コンパイルしたり、他人のライブラリのインポートができたりする上に、マイコンボードへのプログラムの書き込みがドラッグ&ドロップでできるなど、非常に便利です。開発言語がC++なことも、プログラムの見通しをよくしてくれるので◯。 STM32 Nucleo F401RE – 秋月電子 1500円 STM32 Nucleo F411E – RSコンポーネンツ 1367円 [tmkm-amazon]B00O0RM35O[/tmkm-amazon] mbedの導入方法を紹介したウェブ STM32 Nucleoで始めるmbed開発:届いたらすぐに基板で遊べるmbedが凄すぎるので試してみました – パクえ先生ブログ [ARM/mbed]mbedではじめよう – 何か作りたいモノづくりサイト「Make.」 mbed.org上のIDEのスクリーンショット 問題: Yosemite+NucleoでUSBでマウントできない&プログラム書き込めない ということで、開発環境がクラウド上にあるため開発マシンの制約がなく、Macが使えるのもmbedの大きな利点です。ぼくもMacで実験装置制御用のプログラムを開発していたのですが、2014年にMac OS X…