ショップハウスとマイナ Myna and shop houses

オーチャードロードの高島屋で、春節(Chinese New Year)関連の食品を販売する催事を見学した帰り、Devonshire Roadのショップハウスの前にいたマイナ(2羽)。

高島屋の地下のホールの展示即売会は大盛況。上の写真のようなパイナップルジャムのクッキーやシガールのような巻物状のクッキー(egg roll)が、一瓶5000円とかで売っていて、それが飛ぶように売れているのでやっぱりシンガポールの人たち(とくに華僑系の人たち)の縁起物に対するお金の惜しまなさに圧倒されます。

会場で売っているクッキーはあまりにも高いので、見学だけにとどめます。自宅用には会場隣のスーパーCold Storageで売っていた8ドルのクッキーセットを購入。展示即売会の会場ではどのお店も試食をさせてくれますが、味は5000円のものも8ドルのものも、どちらも美味しいと思います。

ちなみに現在のメインの銀行口座を持っているDBS銀行から外国人口座保有者向けに届いたメールに、なんで新年にパイナップルタルト(クッキー)を食べるのか、という解説が載っていました。ありがたく引用させていただくと、

Pineapple Tarts - This buttery treat is well-loved because its Hokkien pronunciation – ong lai - means “prosperity is arriving”. That is why serving these bite-sized goodies had been handed down through generations to usher good fortune into one’s home year after year. バター風味のパイナップルタルトは、福建語オン ライと呼ばれ、「繁栄がもたらされる」という言葉と同じ発音のため、多くの人に愛されています。新年に幸運を引き寄せるために一口サイズのお菓子を食べるという風習は、何世代にも渡って受け継がれてきました。

とのことです。なるほど。