XeLaTeXでLinux Libertineのイタリックが太すぎる件

XeLaTeXを使うと、OpenTypeのフォントが簡単に使用できるため、学位論文や(とくに)英語の 文書をTeXで書かなければいけないときにも、見た目にこだわった制作を行えます。とくに、HongoWikiのD論のTeXスタイルのページにも書きましたが、Linux Libertineというフォントが、みやすく、デフォルトの英字フォントよりも格段にきれいなので、愛用しています。

Linux Libertineの例

TeXShopのデフォルトフォントの例


で、最近移行したLion+TeXLive2011の環境で、以前のMacで作成していたTeXファイルをコンパイルしたところ、以下のようになぜかイタリックの部分だけ太字になってしまいました。


どうも、Italicのフォントとして、Bold Italicが間違って使われていることが原因のようで、Font Bookを開いて、Linux Libertine OのBold Italicを右クリックして「Disable」してみました。

すると、以下のように、正しくLinux Libertine OのItalicが使われて、以下のように表示されることになりました!