【写真付き】MacBook Pro 17インチ (Early 2011)のHDDをSSDに交換

MacBook Pro Early 2011 (17インチ)のHDDをSSDに交換しました。手順は誰でもできる簡単なものですが、星型のトルクスドライバが必要な点だけ注意ですね。この世代のMacBook ProはCore i7のCPUを積んでいて、計算性能的には現役です。HDDで律速されるデータIOを、SSDに交換して改善することで、まだ数年は使えるマシンに生まれ変わります。

以下、写真をまとめておきます。

(ここ数年使っていたMacBook Pro 15インチが、台湾出張中にグラフィックスチップの故障で使用不能になりました。が、修理に出したところ、ナイスタイミングでAppleから「MacBook Pro ビデオの問題に対するリペアエクステンションプログラム」のお知らせが発表されて、無料修理とあいなりました。2011年〜2013年にMacBook Proを購入した人は、自分のマシンが修理対象か、オンラインで確認してみてください)

SSDに交換後の様子

事前の準備

1. SSD

SSDもどんどん値段が下がってきていて、512GBでも2万円台前半で購入可能です。内蔵ドライブは容量が多い方が何かと楽なので、予算に余裕がある場合は迷わず大容量の物を購入しましょう。たとえば512GBでは以下のものが人気&&低価格なようです。

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今回の写真に写っているのは、2013年ごろに購入したADATAの512GBのもの。スピードも速いし、いまのところ(2年間、ほぼ毎日使用)故障していません。

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まだ4万円以上しますが、1TBの製品もあるんですね。次の買い替えの時には試してみたいです(値下がりしていれば、、、)。

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2. ドライバ

T8のトルクスドライバと細めのプラスドライバを用意します。例えば以下のようなセットものだと、他の作業でも役立つかもしれません。

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3. 外付のHDDケース(2.5インチHDD用)

取り出したHDDを収容して、データを吸い出すための2.5インチ HDDケース。ケースへの取り付け作業も簡単なので、初心者でも心配要りません(ガイドにあわせてHDDを挿入するだけで自動的にSATAコネクタがささるので、あとはケースのネジをしめるだけ)。

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交換の手順

  1. Macを電源OFFします(ぼくはスリープ状態のままになっているのを忘れて作業してしまいました。壊れなくてよかった。。。)

  2. プラスドライバで裏蓋を止めているネジを外す。

  3. 裏蓋を持ち上げて外す。初回は少し力強く持ち上げる必要があります。

  4. プラスネジを2箇所緩めて、HDDを固定しているバーを外します。

外したバーは以下のような感じ。

  1. HDDを持ち上げて、SATAケーブルを取り外してください。 HDDとケーブル側のSATAコネクタのベロの隙間にマイナスドライバを挟むと外しやすいです。HDDを取り出すと側面にトルクスネジが2個ずつ、計4個付いているのがわかります。これをトルクスドライバで外してください。

トルクスドライバとネジのサンプル。

  1. 新しく使用するSSDに、4で外したネジを取り付けます。

  2. SSDにSATAケーブルを接続します。

  1. 所定の位置におさめて、3で外した固定バーを取り付けます。

  1. 裏蓋をつけてネジで固定すれば作業は完了。

  2. 取り外したHDDを外付けケースに封入し、Mac OS Xの再インストール時にデータを移行してください。

  3. OS Xの再インストールはOS Xの起動・インストール用のUSBメモリを利用しましょう。