MacBook Pro (Late 2011) のSSDを1TBに!

5万円以下で買える1TBのSSDに交換したら、空き容量がいままでの10倍以上(40GB→500GB)になって、仕事中の精神衛生状態が一気に改善された、というお話。

このブログの中でアクセス数の多い投稿はいくつかあるのですが、iMacやMacBook Proの内臓HDDのSSD化の記事はとくに人気です。

そんな中、仕事で使っているメインのMacBook Pro (Late 2011) 15インチの500GBのSSDが、残り40GB前後という逼迫した状況になってきました。仕事で関わっているいくつかのプロジェクトのデータや、天体のX線観測データ(おもにSuzakuChandraの白色矮星のデータ)、FPGA開発とMS Visioでだけ利用するVMWare仮想マシンのWindows Vista/7、衛星試験用のCentOS仮想マシンなどが大部分の領域を食っています。オフィスのデスクにはDrobo mini(Thunderbolt+USB)をSSD4枚内臓状態で設置してあるので、内臓ディスクと変わらないスピードで、内臓ディスクの〜4倍程度の容量が利用できるのですが、どのデータもそれなりの頻度(月1回以上)でアクセスされるので、内臓ディスクに入れておかないと出先等で作業ができなくなるのが心配。

ということでSSD増強のためにパーツを調べていたら、なんと5年前には存在すらしていなかった、そして数年前には存在していても10万円以上の価格でとても手が出なかった1TB SSDが、5万円を切る価格で販売されていました(2016年3月23日 追記) もう4万円を切っています!

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のページに出ている手順で簡単に終わります。

交換後、旧ドライブを外付けUSBケースに封入。 MacBook Proに接続後、Command+Rを押下しながら起動して、ネットワーク経由でYosemiteのクリーンインストールと、旧ディスクからのデータの移行をしました。SSDといえども、450GB分のデータの移行には5時間くらい時間がかかりました。

なお、購入前に参考にした以下のページでは、このTranscendのSSD370シリーズの性能をまとめてくれています。見出しでは「性能は決して高くない」となっていますが、1TBの製品についてはコントローラの性能は他社の大容量SSDの性能と遜色ないのであまりきにする必要はありません。仕様上の数値だけでなく、実使用した感じでも、とくにもたつくということはなく問題を感じていません(SSDの性能よりも、コンピュータを使っている人間の情報処理速度・キーボード/マウスの操作速度のほうが律速している状況)。

今使っているマシンのCPUはCore i7なので、性能的には十分。ちょっと重いのが玉に瑕ですが、RetinaのMacBook Proだと2.5inchのSSDが挿せなくて、大容量コストパフォーマンスの悪いBTOに頼ることになるので、まだ買い換えられません。(20150512現在、MacBook Pro RetinaでPCIe 512GBフラッシュストレージから1TBへのアップグレードには60,000円かかります。うーん、ちょっと高い)

バックアップに利用しているDrobo Mini。Thunderboltで快適。

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