シンガポール日記 Day 47 国立図書館編

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Labor Day Observed (勤労感謝の日の振替休日)で、5月2日(月)がお休みでした。仕事で必要な分野の教科書(英語)を買って日本から持ってきていたので、図書館に行って読んでみることにしました。Somersetからバスに乗ってBugisへ。

ショッピングモール「Bugis Junction」の裏にあるバクテー(スペアリブスープ)屋「阿成肉骨茶」(地図)でにんにくが効いた昼食を食べてから、国立図書館の地下へ。休日だけあってほとんどの椅子がすでに埋まっていますが、なんとか空きを見つけることができました。EPホルダーも年間利用料$42.8を払えば貸出利用することができるので、登録しようかな。利用料のまとめは以下のとおり(2016年5月現在; Membership Guideのページから転載)。

シンガポール国籍 Permanent Residents 外国人
登録料 無料 $10.5 $10.5
外国人 年間利用料 無料 $10.5 $42.8

Library@Orchardのようす。オフィシャルウェブサイトの写真。

シンガポールの図書館、いままで3館見て回ったのですが、チャイナ・タウンの図書館Library@Chinatownは、中国語の本や中華系の文化に関連した蔵書が多く、SomersetのLibrary@Orchardはアート・ファッション系の本が多い(紹介記事)など、地域ごとに特色があります。とくにLibrary@Orchardは館内のレイアウトや内装のデザインも超モダンで、利用料月額1万円の森ビルの六本木ライブラリーを超えているんじゃないかというおしゃれな雰囲気(六本木ライブラリーには行ったことありませんが)。

説明が遅くなりましたが、トップの写真は図書館の中庭でやっていた「Declassified: Corruption Matters」という汚職・腐敗に関する展示の一部。シンガポールの町並みをコミック的に表現して、この中に描かれた汚職・腐敗の場面をみつけましょう、というもの。絵のタッチが好きすぎて、何枚も写真を撮ってしまいました。作者の表示がなかったので、誰が描いたのかわからないのがとても残念。この絵だけじゃなくて、シンガポールの各種広告(バス停の看板や地下鉄車内の掲示物)のイラストは、どれもセンスが良くて好きです。子供向けのジャパニメーション風ではなく、ちょっとアメコミ風のタッチなのが、大人でも楽しめるイラストという感じを出しているのかもしれません。

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関係ないですが、Amazonでシンガポール関連の本を探していてら、以下の

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「地球の歩き方」のレビューに「情報の正確性」という言葉がでてくるのが不思議です。インターネットなんてなかった、発刊当初のころにあった間違い情報のイメージが強く残っていて、「2016年版になってもまだ間違っているかも」と思う人たちがまだいるんですね。ある年代以上の人たちにとっては、地球の歩き方は信用ならないガイドブックなのだそうです(例えばこのページ→「ざっくばらんに言うと、「地球の歩き方」は信用できないんです」。「昔から、『地球の歩き方』の記事は、まともな旅行者からは、信用されてないんですよ」とのこと。うーむ)。ぼくは地球の歩き方で海外旅行を楽しんだ人間なので、いまでも大好きなガイドブックです。