Chinese New Year 2017 - シンガポール日記 Day 317

ヒンドゥー寺院であるスリマリアマン寺院も、Happy Chinese New Yearの垂れ幕とともにライトアップされていました。手前の提灯の飾り付けとあいまって、多民族国家のいい雰囲気が感じられます。

シンガポールで初めてのChinese New Year (旧正月)を体験。西暦で年が明けたころから、オフィスのあるビルの入り口やスーパーマーケットで旧正月の飾り付け(小さいみかんがたくさんなった鉢植えとか、パイナップル・鶏の飾り物など)が増えてきて、チャイナ・タウンの通りには大きな鶏のオブジェも登場して自転車での帰り道に眺めていました。

大晦日にあたる金曜日の夜は、チャイナ・タウンの大通りでテレビの年越し特番のイベントがあったり、屋台が正月前の盛り上がりを見せる(割引とか)ということだったので、仕事が終わってから一旦帰宅し、夕飯を食べてから見学に行ってきました。

チャイナ・タウン周辺は交通規制されているところもあって、Somersetから190番のバスで到達できるのかよくわからなかったので、MRTに乗ってドビー・ゴート経由でチャイナ・タウン駅へ。駅の出口周辺と、大通りの鶏オブジェの周辺は人口密度がとても高い状態になっていましたが、MRTのスタッフやセキュリティ(LTAの人たち?)がフレンドリーに交通整理をしてくれているので人の流れはスムーズです。

スリマリアマン寺院の隣の屋台エリア。洋服や、旧正月定番のパイナップルクッキー、ケバブ、よく切れる包丁、ナッツ、ドライフルーツ、アイスクリーム、ゴマ、ポメロなど、いろいろなものが売っています。正月を前に売り切りたいためか、クッキーは30-40% offの割引になっているところが多かったです(それでも日本人の感覚からすると、クッキー1ビン 800円(10ドル)はなかなかの高級品、、、)。

Chinese New Year 2017 - Singapore China Town from Takayuki Yuasa on Vimeo.

飾り物屋さんの電飾とEDMの音楽。人の多さとあいまって、否応無しにテンションが上がります。

21時半くらいまでチャイナ・タウン周辺を散策したあと、MRTで帰宅。年越しの定番になっている(?)、Teh Tarik Time (24時間営業の軽食屋さん。Facebookではなぜかネガティブな評価が多いですが、メニュー数もとても多いし、値段以上に美味しいと思います)のフライドポテトを買って帰って、Channel 8の年越し特番(さっきまでいたチャイナ・タウンからの生中継もあって、ちょっとテンション上がる)を見ながら新年を迎えました。

1ヶ月の間に2回、いわゆる「お正月」期間があるのを初めて体験しましたが、なんだか得した気分でいいですね。日本では馴染みがなかったのでまだ勉強不足ですが、ヒンドゥー教の新年「ディーパバリ」(10〜11月ごろ)も風習を理解して楽しめるようになると、1年に3回は正月気分を楽しめそうです。イスラム教の「ハリラヤ・プアサ」(正月ではなく、断食明けのお祝い)もあわせて、2017年も多民族・多文化国家の風習を満喫していきたいと思います。