homebrew-caskでMacのアプリケーションを管理

オフィスや自宅など、複数台のMacで作業していると、普段使いのアプリケーションのインストール状況を揃えるのが面倒になってきます。手動でインストールしていると、使いたいアプリケーションがこっちのMacにはあるけど、こっちのMac Bookには入っていなくて、SourceForgeからダウンロードして、、、とかやっていると簡単に1日終わってしまいます。

MacPortsやFink等いろいろ経てきましたが、UNIX環境のプログラムはHomebrewでの管理が最終形態になりそうです。このHomebrewの枠組みで動作するhomebrew-caskを使うと、Macネイティブアプリケーションもbrew installやbrew upgradeのように、手作業なしに統一的にインストール/アップグレードできるようになります。インストールするアプリケーションの一覧をファイルに書いて他のMacとDropboxやgithub経由で共有しておけば、複数Mac間でインストール状況を揃えるのも簡単です。

homebrew-cask

[browser-shot url=”http://caskroom.io” width=”450”]

cask自体は数年前にリリースされていて、もはや時代に乗り遅れている感はありますが、以下のページを参考に環境を整えてみました。

homebrew-caskを使って簡単にMacの環境構築をしよう!

[browser-shot url=”http://nanapi.co.jp/blog/2014/03/05/homebrew-cask/” width=”450”]

しばらく使ってみて良さそうだったら、「研究室でMacを使う」の2014年版として、caskコマンドのまとめを掲載したいと思います(いままで、アプケーションのリストを紹介しても、ユーザがそれを個別にインストールしないといけなくて面倒だったけど、brew cask installが使えるようになれば、コマンドをコピーペーストするだけで必要なアプリケーションを全部インストールできます。

要点だけ書くと、Homebrewが入っている環境で、

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2
brew tap phinze/homebrew-cask
brew install brew-cask

してから、

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2
3
brew cask install alfred
brew cask install google-chrome
brew cask install coteditor

とかすると、AlfredやChrome、CotEditorがインストールできます。

いま研究室で使っているMacの環境を復元するには、以下をインストール。

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brew cask install alfred bettertouchtool doxygen eagle dropbox coteditor the-unarchiver owncloud  screenflow skitch smcfancontrol menumeters eclipse-ide sublime-text evernote fugu drobo-dashboard ffmpegx gity macfusion ltspice omnigraffle java hex-fiend  soundflower audacity atom virtualbox vmware-fusion vlc  skype latexit mactex filezilla inkscape textwrangler adobe-creative-cloud adobe-reader google-chrome

そういえば、Heasoft用のformulaも作っておくと便利そうですね。yuasatakayuki/hxisgdのTapに追加しておくと結構多くの人が使ってくれそう。