【読んだ本】那須 正幹/ズッコケ魔の異郷伝説 (ズッコケ3人組 再読 シリーズ47)

ズッコケ3人組 再読その1 シリーズ47巻

[tmkm-amazon]9784591085752[/tmkm-amazon] 図書館の無い街相模原に住まざるを得なかった3年間、児童書から遠ざかっていたのですが、練馬区は(というより東京特別区は)図書館サービスがすばらしく良いので、最近頻繁に利用しています。とくに「ズッコケ中年3人組」シリーズを再開して読んでみたら、相変わらず大変面白く、止まりません。あまり急ぐと最新刊に追いついてしまうので、ここでもう一度を3人の来歴を振り返ろうということで、小学校時代を描いたズッコケシリーズを再読することにしました。図書館の在庫の問題で、棚にあるものから読んでいくので順番は前後しますが、50巻楽しみたいと思います。(いくら那須先生の文章が読みやすく、ストーリーが楽しいといっても、20年前に読んだシリーズ50巻の内容はずいぶんわすれてしまっているものです。うれしいことに、ずっこけ中年シリーズでは、昔の個々のお話が実際にあったこととして引き継がれていることです。今後の中年シリーズでも、過去と現在の交差が描かれることに期待)

宿泊型の体験旅行で訪れた縄文時代体験センターで起きた現代と縄文時代の時間旅行のお話。荒井陽子さんが事件を解決する鍵となります。中年シリーズage46を読んでからこの回を読むと、ハカセと荒井陽子さんの関係もまた違ったものに見えてきます。那須先生の文章は、話の本筋と関係のない細部まで、現実世界をよく反映した説明くささがいきわたっていて、好きです。今回は小学生の「総合的な学習」でどんな体験学習がなされているかを描いています。縄文風ご飯をつくるときの「粟粒より米粒のほうが多い粟ご飯」などの描写が秀逸です。

中年シリーズ 40歳 [tmkm-amazon]9784591090879[/tmkm-amazon] 41歳 [tmkm-amazon]9784591095300[/tmkm-amazon] 42歳 [tmkm-amazon]9784591100264[/tmkm-amazon] 43歳 [tmkm-amazon]9784591106952[/tmkm-amazon] 44歳 [tmkm-amazon]9784591114476[/tmkm-amazon] 45歳 [tmkm-amazon]9784591122181[/tmkm-amazon] 46歳 [tmkm-amazon]9784591126943[/tmkm-amazon] 47歳 [tmkm-amazon]9784591131855[/tmkm-amazon] 48歳 [tmkm-amazon]9784591137031[/tmkm-amazon] 49歳 (2014年12月発売の最新刊) [tmkm-amazon]9784591142493[/tmkm-amazon]

20141208 読了