Wheeler's Yardで折りたたみ自転車を買った - シンガポール日記 Day 253

今日は朝4時起きでシンガポールオフィス全員が参加するTeam-building event。お昼の12時まで6時間、Paya LebarとEunosの間にあるWillings Heartsというチャリティ施設のスープキッチン(Wikipedia参照; 炊き出し用のごはんをつくる、大きな調理場)でボランティアをしてきました。常時、会社や学校からボランティアを受け入れていて、複数のグループがいっしょに作業します。いろいろな作業がアドホックに発生して「次はこれをお願い」と頼まれます。ぼくは、生のチキンを50羽くらい包丁でスライスしたり、巨大な鉄板でスクランブルエッグを卵1000個分くらい作ったり、サテ(串焼きの総称。今回はチキン)の串を大量生産したりしました。普段はコンピュータの前に座って一日中作業しているので、いい刺激になる作業だったのですが、立ちっぱなしだったので腰が痛い。。。その後はToa PayoのSAFRAに移動してみんなでボーリング。全員が超久しぶりに投げるということで、結果はまぁまぁでしたが、楽しめました。

それで、せっかくToa Payoまで行ったので、帰りは歩いて10分くらいのところにある自転車屋+カフェの「Wheeler’s Yard」へ。ここ数ヶ月、運動不足解消のために買おう買おうと思ってなかなかいいものが見つからなくて保留になっていた、通勤用自転車を探します。家の中に保管する予定なので、折りたたみが前提。ネットで売っている安いものは、万が一、低品質の個体を掴んだときのフレーム破断→転倒が怖いので、現物を見てから買うことにします(日本で乗っていたシティバイクは通販でしたが)。

このお店には50台くらい展示品があるのですが、折りたたみは5-6種類。その中でも、Woop+というブランドの、なかなかかっこよくて軽い20インチのアルミフレームタイプが478ドルだったので、試乗させてもらって、ちょっと値段を交渉してから購入。日本ではかぶってませんでしたが、一応外国にいて怪我をすると面倒なので、ヘルメットも初めて購入。頭が大きいので、XLサイズ(出張でアメリカにいったときに何度か自転車屋でヘルメットを探したときもXLはなかなか見つからなかったけど、今回は10種類以上、XLサイズの在庫がありました)。自転車単体では20ドルくらい、ヘルメット(75ドル)と同時購入で、あともう数ドルおまけしてくれました。ネットだともっと安いのかもしれませんが(オフィシャルの通販では本体が499ドル)、聞いてみるものですね。店員のお姉さんは親切にいろいろ教えてくれました。Google Mapで自転車屋を検索すると、結構評判がひどいところもある中で、Wheeler’s Yardは対応はよいと思います(カフェの雰囲気からも感じられるように、値段は他よりちょっと高めかもしれませんが)。壊れたら修理するからもってきてね、と行ってくれるのも安心。

ということで、さっそくWheeler’s YardからSomersetまで4km弱の道のりをこいでみます。いやー、風がきもちい。道もきれいで、歩道も広いなので、走りやすいです。これから毎日、マリーナ・ベイ・サンズや高層ビル街、ショップハウスを眺めながら通勤するのは、いいリフレッシュになりそうです。休日の行動範囲も広がりそう。

【2016-12-15追記】

購入以降、通勤時間に雨が降っていない日は毎日自転車でSomersetからTanjong Pagarまで走っています。最初の数日は一方通行の道路の配置を覚えるために、いろいろなルートを試していたので時間がかかりましたが、ルートが決まると行きも帰りもdoor-to-doorで20分くらいで着きます。地下鉄も快適ですが、やっぱり好きな時間に、外の景色を見ながら走って移動するのはとても気持ちがいいです。ちなみに以下のようなルート。行きも帰りも3.3kmくらいですね。

Somerset → Red Dot Traffic

Red Dot Traffic → Somerset

この写真は、通り道のチャイナ・タウンにある「スリマリアマン寺院」というヒンドゥー教の寺院です。シンガポールに来たら立ち寄って、多民族国家を感じていた場所。このすぐ右隣にはモスクもあります。学生時代の11年前にバックパッカーとして東南アジアを巡ったときに最初に訪れて以来、多民族国家であること、ごはんが美味しいこと、街のデザインが洗練されていてどこもすごくおしゃれなところが好きになって、いつかシンガポールに住んでみたいと思っていたのですが、思っているうちに、毎日この前を通って通勤することになっていました。ラッキー。