ハコスコ タタミ1眼(T1)を体験

2015年11月17-18日に渋谷で開催されたTech Crunch Tokyo 2015に参加してきました。直接会うことはできなかったのですが、クラウドファンディングを一緒にやらせてもらったacademistや、11月14日のサイエンスアゴラのオープンサイエンスセッションで同席した湯村さんも参加されていた模様。全体としてはあまり刺激的な講演がなくて、表面的な話が多かったなという印象。初めて参加したのですが、結局、イベントビジネス的な側面が大きいと感じました。来年も1万円払って行くかどうかは微妙。

でも、お土産にもらった「ハコスコ」というダンボール製のHMDは面白くて、iPhoneで360°(というか、実際は周囲だけでなく、全方位を見られるので4πステラジアン)のVRムービーを再生して、この箱に入れた状態で覗くと、かなりの没入感が得られるという製品。1000円くらいからamazonで買えて、無料のアプリケーションを使うとハコスコストアからいろいろな360°ムービーをダウンロードできます。全然しらなかったのですが、このハコスコを提供している会社は、理研ベンチャーの枠組みで脳科学研究センター(BSI)の藤井直敬さんが立ち上げたもの。仮想現実を使って脳科学を研究してきたとこと、『もっと手軽に、いつでもどこでも、みんなにVR体験をしてもらいたい』という思いがうまれてハコスコを作ったとのことです。

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定番ですが、面白かったのは世界遺産チャネルのマチュピチュ。撮影者が歩いているのにあわせて足踏みしていると、本当に自分が歩いているかのような感覚がえられます。ムービーそのものはMacやPCからも見られるので、ぜひ。