「なまえずかん」のペンの音割れを修理

東京書店の「にほんご えいご ちゅうごくご かんこくご 4かこくご なまえずかん」を使っています。図鑑に載っているものや生き物、食べ物をペンでタッチすると各国語の発音が聞けるハイテクおもちゃ。英語や中国語は大人も勉強になります。

しばらく使ったところで、ペンの上端に内蔵されているスピーカーがひどく音割れするようになってしまいました。ペンを買い直すのはもったいないので、分解して修理してみました。以下に写真を載せておきます。

音割れの原因は、スピーカーを押し付けて固定するために使われている両面テープの弾力がなくなって、スピーカーの固定が甘くなったことのようです(スピーカーはペンの本体にネジ止めなどされておらず、円形の切り欠きに後ろから押し付けて固定されています)。両面テープを手持ちのものに付け替えて、スピーカー固定用の切り欠きにしっかりはめ込んで裏蓋を閉じると、もとのクリアな(といってもスピーカーが小さいのでやや聞き取りづらい単語もあるけど)音質に戻りました。修理すばらしい。

ネジはペンの裏側に5箇所(電池カバーも含めると6箇所)。
ネジはペンの裏側に5箇所(電池カバーも含めると6箇所)。
先端近くの2箇所はプラスチックの円柱でカバーされています。カバーはカッターの刃などで引っ掛けて引っ張ると取れます。写真は途中まで引き出した状態。
先端近くの2箇所はプラスチックの円柱でカバーされています。カバーはカッターの刃などで引っ掛けて引っ張ると取れます。写真は途中まで引き出した状態。
上端部分にスピーカーがあります。今回は断線やスピーカーの膜の破れはありませんでした。
上端部分にスピーカーがあります。今回は断線やスピーカーの膜の破れはありませんでした。

関係ないけど、シンガポールでもrepair cafeが広がりを見せています。