【超小型衛星】Chubusat-1の打上後の状況
2014年11月6日にDneprロケットによりASNAROの相乗りで打ち上げられた超小型衛星群のうち、Chubusat-1については名古屋大学のオフィシャルサイトで11/17付けで「ChubuSat-1の機能の一部が予期しない動作をしていることを確認」と記載されていました。状態を案じていたのですが、いくつかのニュースサイトでChubusat-2のステータスアップデートがなされるのに伴って、もう少し詳しい状況が公開されていました。
- 頑張れ!金シャチ1号=打ち上げ2カ月、機能停止-開発の中小企業、復活願う - 時事.com
- 金シャチ2号、来年度宇宙へ…太陽の放射線分析 - YOMIURI ONLINE
電力系(時事.comの記事に”太陽電池パネルで効率的に自己発電する機能が不調”とあるので、セルやその接続部ではなく、MPPTのための回路のことでしょうか)の不具合により、機能停止中とのことです。得られたlessonが共有されることに期待。
50kg級衛星は、人的リソース・スケジュール・コスト・試験のカバレッジ等さまざまな面で、Cubesatとの質量スケール(もしくはその数乗のスケール)から外れて難しくなりすぎているように感じます。
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Chubusat-1のオフィシャルサイト - 名古屋大学